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2021/04/26 12:22
こんにちは!ひなみです。
今回の記事も見てくださってありがとうございます。
(4/25にアップできなかったので、改めて載せています)
このブログ「ひなのおと」では、「占いを受けたい人」よりも
「占いを生業としている人」向けの記事が多いです。
結構辛口なことも多く、
もしかしたら「否定されてる」と思うこともあるかもしれません。
ですが、私はあなたを否定をしているのではなくて
「私だったらこういう理由で、こうするよ」
という背景があるので
1つのアイデアとして、知識や閃きを
ここから吸い取ってくださいね。
今回のテーマは、
「占い師にとって大切なこと」です。
もし占いの仕事をしていて、
かつ「最近売り上げが伸びないな」とか
「お客さん全然こない・・・」と悩んでいる方は
ぜひ読んでみてください。
①お客様が本当に求めているもの
②占い師が持っておいたほうがいいスタンス
③絶対に狭く動いてはダメ
①お客様が本当に求めているもの
占い師は、お客様を占ってあげることがお仕事です。
占って、お金をいただきます。
その時に、ほとんどの占い師は
「お客様の悩みを解決してあげなくては」
という正義を持って仕事に臨んでいます。
しかしながら、本当にお客様は
「悩みを解決したい」と思っているのでしょうか?
どう思いますか?
答えはNOです。
占いにやってくるお客様のほとんどは
悩みを解決したいのではなくて、
「今のこのモヤモヤを晴らしてほしい」だけです。
占いに来てくださるお客様には
頭の悪い人はいません。
みなさん、一生懸命勉強して、努力して
結果が出て、でも落ち込んで・・・
を繰り返しています。
とっても頑張ってるんです。
なので、占い師としては
「悩みを消してあげなくちゃ!」と意気込むのではなくて
お客さんが頑張っている過程で、
一旦「休憩ポイント」になってあげること。
もちろん、お客様自身は知らないうちに
「悩みを解決したい」と思いこんでいるため
占い師が「悩みを解決したいんだね」と思うのも当然。
しかし、ここでその通りに進んでしまうと
いつの間にかお客様との疎通がずれていき
最終的には
「この先生は私のことわかってない」と
終止符を打たれます。
②占い師が持っておいたほうがいいスタンス
人が本当に求めているものを見極めるのは
正直、難しいです。
ただ、お客様の視点はおいといて、
私たち「占い師」が持っておいたほうがいいスタンスというものがあります。
※スタンスとは、心持ちという意味です
それは
「占いはエンターテイメント」ということ。
こんなことを言うと、
「いやいや、真剣なご相談中に笑わせろと言うんですか」
と思う人も出てくるでしょう。
はい、その通りです。
楽しませて終わらせるのが、プロです。
占いって、科学とか論理とは正反対のところにあるものなので
占いを「法律相談所」と一緒にしちゃダメなんです。
なんとなくわかるでしょうか?
人が本気でそのジャンルに困ったときは
占い師の元へ来るんじゃなくて
専門家のところへ行きます。
結婚に悩んでるなら結婚相談所
不倫問題で悩んでるなら法律相談所
うつなら専門のクリニック
病気にかかったなら病院
つまり、占い師は上記の役割を果たさなくていいんです。
と言うか、専門知識がないならば
解決できるはずがないんです。
ならなぜお客様は私たちのところへ来るかといえば
もうわかりますね
楽しみたいんです。
笑顔になりたいんです。
話を聞いてほしいんです。
①とつながりますが、
お客様は、あなた(鑑定師)と話したいんです。
エンターテイメント化できない占い師は
今後、AIに仕事を奪われます。
③絶対に狭く動いてはダメ
最後になりますが、占い師のお仕事は
それ一本で食べてこうと思わないほうがいいです。
なぜなら、占いだけを専門としている占い師は
「話がつまらない」からです。
これは占い師に限った話ではないですが
いろんな経験をしている人の方が話は面白いです。
しかも、お客様の琴線に触れる会話ができるようになります。
②のエンタメを意識するならなおさら、
会話の引き出しは持っておいた方がいい。
経済的にもプラスですね。
お客様はあなたに会いたい日もあれば、
会いたくない日もあります。
お客様にもその人の私生活がありますから
そこには、占い師は干渉できません。
自分から「今日占いましょうか?」なんてもってのほか。
そんな時、あなたは占いでしか収入がなかったら?
結構メンタル苦しくないですか?
余るほどの貯金があるのならば平気だと思いますが
ほとんどの人は、多分、そんなに余裕はない。
だからこそ、狭い世界だけで生きてはダメで
占いはメインにして、他にも収入は得た方がいい。
狭い世界で生きる占い師は
いずれ、お客様に依存していきます。
広い世界で生きる占い師は
お客様に思い出してもらえる存在になります。
終わりに
今回も最後までみてくださり、
本当にありがとうございました。
私は占いをされるよりもする方が好きなのですが
お客様の気持ちはかなりキャッチできている方だと思います。
何が欲しくて今日来てくれたのか
何が苦しくて今日来てくれたのか
いつも、鑑定が始まる前に考えています。
鑑定していない時も
いつもお客様ひとりひとりのことを考えています。
占い師が気合いを入れるべきは
鑑定をしている最中ではなくて
鑑定をしていない時です。
お客様の知らないところ・見えないところで
どれだけの努力ができるか。
一緒に頑張りましょうね。
応援しています。